給料ファクタリングの必要書類と実際の利用方法を解説

給料ファクタリングのご利用をお考えの方のために、必要書類や実際の流れ・利用方法を詳しく解説して参ります。
初めて給料ファクタリングを利用するという方は、ご参考にしてください。
給料ファクタリングに必要な書類と身分証明書を説明


給料ファクタリングをご利用の際に、必要な書類は以下の通りです。
●身分証明書
…運転免許証・マイナンバーカード・パスポートなど
●給与明細
…2~3ヶ月分の提出を求められることが多い
●銀行通帳
…同じく2~3ヶ月分
したがって給料ファクタリングをご利用の際には、上記書類は写真を撮り、画像として用意しておきましょう。
また即日で給料ファクタリングの契約を希望される方は、申し込み前に必要書類を準備しておくことをオススメします。
次に、それぞれの書類を用意する際に注意すべき点を詳しく解説して参ります。
①身分証明書
運転免許証やパスポート、マイナンバーカードなど、顔写真付きの身分証明書を用意するようにしましょう。
身分確認を厳重に行うファクタリング業者の場合、身分証明書を持った自分の自撮り写真の提出を求められる事もあります。
②給与明細
申込者が本当に給与を受け取っているのか、また給与額を証明するために必要な書類となります。
こちらも写真で構いませんので、用意しておきましょう。
③銀行通帳(入出金が分かるページ)
銀行通帳の提出が求められる表向きの理由は、勤め先の会社から給与が本当に入金されているのか、支払い滞納はないかを確認する、という事です。
しかしながら実際には、銀行通帳の入出金を確認する事で
「他社の利用状況やヤミ金を利用していないかどうか」
をチェックすることが目的です。
基本的に他の給料ファクタリング業者やヤミ金を利用していると、審査落ちになってしまう可能性が高くなってしまいます。
したがって可能であれば、給与を受け取っている口座と給料ファクタリング・ヤミ金の入出金口座は分けておくことをオススメします。
④その他の必要書類
給料ファクタリング業者のホームページ上には、上記の書類以外に公共料金の支払証明書などがあれば審査に有利になると記載されています。
これは申込者の住所に誤りがないかどうかを確認する目的と、支払い滞納はないかどうかを確認するのが目的です。
公共料金の支払い期限を過ぎて支払いを済ませていると、審査落ちになってしまうことがありますので、注意しましょう。
他にも、名刺などがあれば在籍確認がスムーズになりますので可能であれば用意するようにしてください。
給料ファクタリングの利用方法・実際の流れを詳しく解説


続いて、給料ファクタリングの利用方法を申し込みから契約まで実際の流れに沿って詳しく解説していきましょう。
給料ファクタリングの流れを簡単に示すと、以下の通りです。
⑴ホームページから申し込み
⑵給料ファクタリング業者からヒアリング
⑶必要書類の提出
⑷在籍確認
⑸審査
⑹給与債権の買取契約&入金
⑺給料ファクタリング業者に支払い
それでは順番に、詳しく実際の流れを解説して参ります。
①ホームページから申し込み
給料ファクタリングの申し込みは、業者のホームページから行います。
ホームページ上に特設されている申し込みフォームに氏名や住所など必要事項を記入してください。
申し込みフォームの記入自体は、数分程度で完了します。
②給料ファクタリング業者からヒアリング
申し込みフォームを送信すると、メールもしくは電話にて給料ファクタリング業者から折り返し連絡が届き、ヒアリングが行われます。
ヒアリングの主な内容は以下の通りです。
●他社の利用状況(給料ファクタリングの利用歴)
●現在の借入金額
●勤め先の会社に関する情報
●在籍確認の方法・時間帯など
上記の情報をメールで送信するか、電話にて確認されます。
それでは次に、ヒアリングがなぜ行われるのか、各項目ごとに詳しく解説していきましょう。
他社の利用状況
これまでに給料ファクタリングを利用したことがあるか、もしくは今現在利用しているかどうかです。
ほぼ全ての給料ファクタリング業者で、必ずヒアリングされます。
他社を利用しているからと言って、必ず審査落ちになるわけではありませんが、少なからず審査には影響します。
また給料ファクタリングをご利用の際には通帳の入出金ページをチェックされるため、嘘をついてもバレてしまいます。
現在の借入金額
消費者金融から借りている金額です。
給料ファクタリングは総量規制の対象外ですが、支払い遅れなどを防ぐために、業者側としても把握しておきたい情報です。
借入総額も、審査の可否に大きく影響する情報です。
給料ファクタリング業者は金融機関ではないため、申込者の借入金額などを知ることはできません。
そのため正確な情報を話す必要はありませんが、借入金額ゼロと言うのは怪しまれてしまいますのでご注意ください。
勤め先の会社に関する情報
勤め先の会社の名前やホームページ、所属している部署などがヒアリングされます。
在籍確認の方法・時間帯など
給料ファクタリング業者によっては、在籍確認の方法を利用者側に選ばせてくれます。
電話による在籍確認だけでなく、名詞や社用メールの提出などでも在籍確認と認めてくれる事もあります。
また在籍確認を行う時間帯・日時なども選ぶことができます。
ただ必ずしも全て給料ファクタリング業者が在籍確認の方法を自由に選ばせてくれるわけではなく、中には「勝手に在籍確認をされて、会社から不審に思われた」などの批判もあります。
④在籍確認
お勤めしている会社宛に、在籍確認が行われます。
在籍確認の方法は、お勤め先の会社への電話です。
ただ上述の通り、電話以外にも名刺の提出などで在籍を認めてくれる給料ファクタリング業者も存在します。
在籍確認の電話を職場にして欲しくないという方は、対応がいい業者を利用するようにしましょう。
⑤審査
在籍確認が行われた後に、審査が行われます。
なお給料ファクタリングは貸付ではありませんので、審査時に信用情報がチェックされることはありません。
したがって給料ファクタリングの審査では、
●毎月の給与額
●給与の支払い歴(支払い滞納はないか)
●他社の利用情報
●現在の借入金額
などが主な審査対象となります。
金融ブラックの方でも、給料ファクタリングを利用することは可能です。
⑥給与債権の買取契約&入金
在籍確認が行われ、無事に審査に通過すれば、給与債権の譲渡契約が行われます。
給料ファクタリング業者から送付された買取契約書にサインをし、返送すれば契約は完了です。
契約書に不備がなければ、指定した銀行口座宛にファクタリング業者から入金が行われます。
⑦給料ファクタリング業者に支払い
お勤め先の会社から給与が支払われたら、ファクタリング業者に支払いを行います。
なお支払い日時は、基本的に「給料日から3日以内」です。
中には給料日当日が支払い期限としているファクタリング業者も存在しますので、ご注意下さい。
支払い日時は契約書に明記されていますので、必ず確認するようにしましょう。
給料ファクタリング・利用方法についてのまとめ


これまでの情報をまとめると、給料ファクタリングに必要な書類は以下の通りです。
●顔写真付きの身分証明書
●給与明細
●銀行通帳
*名刺や公共料金の支払い証明書があれば審査に有利
スムーズに審査を済ませるためにも、上記の書類は申し込み前に準備するようにしましょう。
また給料ファクタリングの申し込みから契約までの流れは以下の通りです。
①ホームページからのお申込み
②給料ファクタリング会社のスタッフからのヒアリング
③必要書類の提出
④在籍確認
⑤審査
⑥給与債権の買取契約&入金
⑦給料ファクタリング会社への支払い
給料ファクタリングをご利用の際には、事前に流れなどをしっかりと確認し、申し込みをするようにしましょう。