後払い(ツケ払い)現金化とはどんなサービス?

後払い(ツケ払い)現金化とは、主に商品を購入し転売や商品の宣伝を行い現金化をすることで、お金を手にするというサービスです。
購入した商品の支払いは、「後払い」ですので手元金がない状況でも、ご利用する事が可能です。
これから詳しく解説をして参りますが、
・借金ではない
・信用情報の審査が不要
・信用情報に記録されない
・金融ブラックでも利用できる
といったメリットがあり、多くの方に注目を集めています。
後払い(ツケ払い)現金化の種類・方法とは?

後払い(ツケ払い)現金化は、現金化業者によってどのように現金化を行うのか、その手法や方法には違いがあります。
後払い(ツケ払い)現金化の方法によって、
・利用者がとるべき行動
・金額、手数料
・現金化スピード
・メリット・デメリット
がそれぞれ異なりますので、ご注意ください。
それでは、それぞれどのような方法なのか、メリットやデメリットも詳しくご紹介します。
①商品売買による現金化
最もポピュラーな後払い(ツケ払い)現金化の方法です。
この方法では、現金化業者が販売している商品を利用者が購入し、すぐに買取業者に販売することでお金を得る事ができます。
なお商品の代金は後払いですので、購入時点では支払いをする必要はありません。
メリットについて
商品売買による現金化のメリットとしては、きちんとした商取引を経るため、違法性がないと言うことが挙げられます。
また従来の商品売買の現金化とは異なり、現金化に使われる商品は画像素材などのデジタルコンテンツが主です。
そのため商品がご自宅に発送されており、また利用者が配送料を負担しなければいけないと言うことがありません。
クレジットカード現金化やキャリア決済現金化に比べると、安全かつ安く現金化が可能です。
②キャッシュバックによる現金化
購入した商品を転売するのではなく、商品を購入した時点でキャッシュバック代金として現金化金額を受け取れるという仕組みもあります。
クレジットカード現金化のように、高額なキャッシュバックをつけてしまうと景品表示法違反に問われてしまう可能性がありますが、後払い(ツケ払い)現金化ではその心配はありません。
後払い(ツケ払い)現金化のキャッシュバック方式では、利用者が商品の宣伝を行うということがポイントです。
利用者が商品の宣伝を行い、宣伝活動への報酬としてお金を受け取ることができます。
商品の宣伝方法は、サイトにレビューを書き込んだりSNSで拡散をするといった方法があります。
メリット
商品宣伝による現金化のメリットとしては、利用者が違法に問われる心配はないという点です。
商品の宣伝を行い、その対価として報酬を受け取るため、違法な商取引に該当する事はありません。
商品宣伝を行い報酬を得る、という契約に基づいてキャッシュバック代金が支払われます。
デメリット
商品宣伝による現金化のデメリットとしては、宣伝活動を行う必要があるためやや手間がかかるということが挙げられます。
商品の宣伝方法は現金業者によって異なりますが、中にはSNS上でシェアを行ったりリツイートするということを宣伝条件に定めていることもあります。
そのためご利用の際には、SNSアカウントを作成しなければいけません。
また普段利用しているSNS上で現金化業者の宣伝を行う事は好ましくなく、多くの方が避けたいと思う点でもあります。
一方で、レビューサイトへの口コミの書き込みなどで宣伝活動として認めてくれる業者も存在します。
手間がかかることには変わりありませんが、SNSを利用したくないという方はそのような業者を探してみるようにしましょう。
③ギフト券を使った後払い(ツケ払い)現金化
業者が用意したギフト券を利用者が購入し、ギフト券を転売することでお金を得るという現金化方法もあります。
当然ながら支払いは後払いですので、手元にお金がない状態でもご利用が可能です。
メリット
この方法の最大のメリットは、換金率が高いという点です。
ギフト券は需要が高く、また転売の際にも交換近日で現金化ができる商品として知られています。
業者としてもギフト券を活用するため、回収率が高く結果として低い手数料で対応を行ってくれます。
したがってギフト券を用いた現金化は、他の方法よりも高換金率、低手数料でお金を得ることが可能となります。
デメリット
ギフト券を用いた現金化のご利用の際には、自分自身でギフト券の転売手続きを行う必要があるというデメリットがあります。
そのため現金化の際に、やや手間と時間がかかってしまうと言うことにはご注意ください。
また現金化業者によっては、ご自分でギフト券を用意しなければならないこともあります。
用意したギフト券を買い取ってもらえなかった、現金化できなかったという事例も報告されています。
後払い(ツケ払い)現金化のサービスの相場

続いて、後払い(ツケ払い)現金化に関する手数料や買取金額の相場や平均をご紹介します。
①手数料の相場
後払い(ツケ払い)現金化をご利用の際には、現金化業者に支払う手数料がかかります。
現金化の方法によって手数料は変動しますが、相場としては、現金化金額の20%から40%程度となります。
加えてギフト券を用いた現金化の場合は、ギフト券の配送手数料等がかかります。
当然ながら、現金化業者から振り込まれる際の振り込み手数料は利用者持ちです。
②現金化金額の相場
現金化金額の相場は、30,000円程度となります。
これは現金化方法によって異なるわけではなく、ほぼ全ての現金化業者で画一となっています。
ただ再契約を重ねれば、利用金額は増加していくと考えられます。
③スピードの平均
現金化スピードは、現金化方法の差が最も如実に現れる点でもあります。
商品転売による現金カードキャッシュバックによる現金化であれば、特に手間暇はかからないため申し込みから即日でお金を手にすることができます。
一方でギフト券を用いた現金化の場合、自分でギフト券を用意しなければならないなどの手間がかかりますので場合によっては数日程度時間がかかってしまうことも考えられます。
後払い(ツケ払い)現金化の申し込み・利用流れに関する情報

最後に後払い(ツケ払い)現金化の必要書類や申し込みの流れに関する情報を簡単にご紹介します。
①後払い(ツケ払い)現金化の必要書類
後払い(ツケ払い)現金化をご利用の際に必要な書類は以下の通りです。
①給料明細
②銀行通帳履歴
③身分証明書
④社員証や名刺
基本的な必要書類は、給料ファクタリングと変わりません。
給料明細や銀行通帳に関しては、2か月分や3ヶ月分等業者によって期間が異なる可能性があります。
②後払い(ツケ払い)現金化の審査内容
後払い(ツケ払い)現金化の審査は給与明細や銀行通帳などの書類と、ヒアリングを元にして実施されます。
具体的な審査ポイントは、以下の通りです。
①利用者の収入
②借入金額
③他社利用歴
④他社の支払い実績
給料ファクタリング同様に、最も重要視されるのが、「他社利用歴」と「他社の支払い実績」です。
他業者だけでなく、給料ファクタリングにおいて支払い遅れや弁護士介入等を行った経験がある方は、審査落ちになってしまう可能性が高いのでご注意ください。
③ヒアリング内容
現金化の審査においては、業者から利用者に対してヒアリングが行われることもあります。
主なヒアリング内容は以下の通りです。
①利用者の借入金額
②債務整理などの事故歴
③お勤め先に関する情報
④他社利用歴
ヒアリングに対する回答は、基本的には自己申告です。
ただ他業者の利用者データを保有している場合、嘘の金額や利用実績を伝えてしまうと、嘘がばれてしまうことが考えられます。
また現金化をご利用する方のほとんどは、債務超過に陥っている方が多いようです。
そのためヒアリングの回答時に、借り入れ金額を少なく申告すると嘘をついてると判断され審査落ちになってしまうこともあります。
④在籍確認について
現金化業者によっては、審査段階でお勤め先に在籍確認を行うことも考えられます。
ただすべての業者で在籍確認を行うわけではなく、在籍確認を行わない業者も存在します。
在籍確認の方法は給料ファクタリングと同様で、業者からお勤め先に電話をする、と言う方法が一般的です。
給料ファクタリングにおいては、
「在籍確認のせいで勤務先にファクタリングの利用がバレた」
という被害相談が多くなされていましたのでご注意ください。
⑤緊急連絡先への電話
在籍確認と同様に、緊急連絡先への電話が行われるかどうかも業者次第となります。
ただ緊急連絡先への電話がある業者の場合、お知り合いの方周囲の方に迷惑をかけてしまうことがありますので注意しなければいけません。
業者から緊急連絡先の電話は、保険会社などの営業電話を装って電話が行われます。
現金化やファクタリングがばれてしまう事はありませんが、不審に思われてしまう可能性については否めません。
また仮に支払いに遅れてしまうと、緊急連絡先の方への電話が行われてしまいますので注意してください。
まとめ
後払い(ツケ払い)現金化は、 給料ファクタリングに取って代わる新サービスです。
それ故、現金化業者によって方法が異なり、手数料や金額などはまだ確立されていません。
そのため後払い(ツケ払い)現金化をご利用の際には、各業者の現金化方法や手順、利用者側が行うべきことなどをしっかりと確認する必要があります。
後払い(ツケ払い)現金化には、
・金融ブラックでも利用できる
・信用情報の審査がない
・高額現金化が可能
・スピードが速い
といったメリットがあり、お金がない場合には有用性が高いサービスです。
しかしながら、
・法的にはグレー
・在籍確認がある
・緊急連絡先への電話が必要
・詐欺などの可能性がある
といった点には、ご注意ください。